ブルーの趣味Log

日々の備忘録

3Dプリンターにはオリーブオイルがよく合う

3Dプリントテクニック

PLAでのプリント時は食用油をフィラメントにつけると造型が安定するそうです。
そして油をフィラメントに塗布するための道具を油壺と呼ぶらしく、3Dデータも無料で手にはいります。
www.thingiverse.com

私はオリーブオイルを使用していますが、食用油であれば何でも良いらしく、臭いが気にならなければ工業用オイルでも大丈夫だと思います。

付けてみた

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断っておきますが、上の写真の位置に油壺を付けるのは最悪です!

なぜかというとエクストルーダーの手前なので、油でギアが滑る可能性があり、フィラメントの送りに支障をきたす恐れがあります。

とは言っても、一番つけやすい箇所で、何度かプリントしてみましたが現状問題なさそうなのでとりあえずこのまま運用します(笑)

どういう原理なの?

広く知られているいるテクニックらしく、ネットの記事も多いのですが、果たしてどういう理屈なのか?
factoryinhome.com

油で滑ることで、フィラメントが搬送されやすくなるという記事も見ましたが、イマイチ納得がいかない。

ネット上の記事を見た中で、最も納得のいく理屈は油で少し温度が上がることでフィラメントの付きが良くなるというものです。

もともとノズルの詰まりを低減するためのテクニックで、油を含むことで温度が上がりやすく溶けやすい環境が得られていると考えられます。
(個人的な推測なので本当かはわかりません)

注意!!

当然のことながら、油壺を使用するとプリント後のヒートベッドの上が油っぽくなります(笑)
この状態でプリントするとうまくフィラメントがベッドにつかなくなるため、毎回少量の洗剤で拭いてやってください。
私はマジックリンを使用しています。

で、どうなの?

造型は安定していますが、正直油壺のおかげかはわかりません。
ただ失敗してもいないのでとりあえずこのまま運用してみます。